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桜井紙器製作所
〒337-0051 埼玉県さいたま市見沼区東大宮6-36-9
TEL:048-685-7175  FAX:048-686-4241
e-mail:sakuraisiki@aioros.ocn.ne.jp

筋押し見本(表側・山折側)

筋押し見本(裏側・谷折側)

筋押し加工による折り曲げ

つなぎ部・折り曲げ用ミシン



筋押しって?

 薄い紙を折り曲げるときは紙の折り目に割れが入ることはありませんが、厚い紙を折り曲げると表面が割れたり、折り曲げを繰り返すと切れてしまいます。
それは折り曲げた紙の表面が厚みの分だけ引き伸ばされて、紙の繊維が切れたり、また表面に塗ってあるものがはがれたりするためです。
紙の機能も損なわれますし、見た目にも汚く見えます。紙目によっては、折りたい所でない所が折れてしまったりします
それらを防ぐために筋押という作業を行います。
刃がついていない凸状の筋刃とそれに対する凹の形をした土台を作って、その間に紙を挟みこみます。
すると挟み込まれた紙の表面は伸ばされ、組織もやわらかくなり、折り曲げをしてもヒビが入らなくなり、繰り返し折り曲げることが可能になります。

紙の厚みや種類によって、凸状の筋刃の太さや高さを変え、また凹の部分の幅や高さも変えて、最適な状態を作ります。
一般的には筋刃の押した向きが山になるように折って使用します。これを山折(やまおり)といいます。
しかし薄い紙の場合は筋刃で押した側が谷になるように折り曲げて使用することがあります。
それを谷折(たにおり)といいます。
また薄い紙ほど筋押した効果は現れにくいので、折り曲げる目安として使用するとお考えください。
用途的に可能でしたら、ミシンを筋押しの代わりに使い、折筋とする方法もあります。

 逆に筋押しが入りきらない厚い紙に対しては、<半切り>という折り方もあります。
これは、紙の厚さの半分くらいの切り込みを入れ、残された厚みの部分でつなぎ止めておく方法です。
筋押しの場合谷折側が凸となりますが、<半切り>では谷折側はフラットな角となります。

貼り箱では、この特徴を生かして、良く使われます

ミシンによる切り取り

<つなぎ>見本

つなぎ部・折り曲げ用ミシン


<つなぎ>って?


子供雑誌(小学○年生など)に付いている、印刷された板ボールを切り取って組み立てると、ゲームや人気のロボット・着せ替えキャラなどになる、付録などで、
切り取る時に、使う部品といらない周りがつながっている所、『プチプチ』っとした所の事です

<つなぎ>について (オートン<自動ビク>の場合)
打ち抜き加工は紙を加工内容にあわせて刃物のついた型で打ち抜くわけで、加圧部で打ち抜かれた瞬間、製品は用紙から切り離されてしまいます。
その結果バラバラになり、機械の中に落ちてします。
それを防ぐために、刃物の所々に<つなぎ>といって刃物を削り、切れない部分を作ることにより、用紙を引き出した時に、製品も一緒に取り出せるようにします。
その為に製品には所々に紙のバリのようなものがつきます。
これは打ち抜き機(オートン<自動ビク>の場合)の構造上避けては通れない問題であり、その大きさは最小限でなくてはなりませんが、
<つなぎ>が小さすぎるとバラけるという問題もあります。
(オートン<自動ビク>の場合)では、<つなぎ>はどうしても必要なものとご理解ください。
手差しビクのの場合、<つなぎ>を更に最小限にする事が出来ます。

当社では、<つなぎ>無しが基本です

※注意
マイクロミシンは、周りの刃物や筋刃の影響を受けやすく、次の工程で断裁加工、折り加工や製本加工がある場合は切れてしまうというトラブルが起きやすいので、使用には十分注意が必要です。



通常よく使われるミシンピッチの参考例

はがき切り取りミシン 2:1 (切れ部分2mmつなぎ1mm)
  1:1 (切れ部分1mmつなぎ1mm)
折りミシン P8 (切れ部分1.7mmつなぎ1.5mm)
  P6 (切れ部分1.7mmつなぎ2.5mm)
マイクロミシン P50 (切れ部分0.35mmつなぎ0.15mm)
  P72 (切れ部分0.2mmつなぎ0.15mm)

さいたま市の箱屋さん

ビク抜きの説明いろいろ

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